令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

きれいな家庭をつくろう

家族の形について考えていた。今読んでいる本、主人公の両親はふたりとも浮気をしていて、それを主人公が上手く収められなくて家庭環境が最悪になってしまったという内容でね。これはうちには無かった感覚だなぁと興味深く思った。

うちはわたしが能動的に何かをしなければ崩壊する、みたいなのは無かった。わたしは優秀な長女というロールをこなせればそれ以上は求められなかった。それがきつかったし、今もきついんだけど。

時折、このロールを放棄したらどうなるんだろうと考える。実はロールに縛られているのはわたしだけで、全部放棄したら意外とバランス取れるんじゃないかなって。

今文章を書きながら高速シュミレートしたんだけど、それははなから無理な話かも。ロールから外れたわたしって無いことにされる。実家にいた頃から精神科に通っていたし、婦人科でピルも貰っていたけどそういうのってタブーになっていた。わたしと母親の2人きりの時は話すけど、それ以外だと話さない。

こういう時重くのしかかるのは父親だなあと思う。母親は父親を恐れているんじゃなかろうか。別に夫婦仲が悪いってほどではないんだけど、父親の前では良い子でいなさいみたいな暗黙の了解が存在していたように感じる。し、今もそんな気がする。

ぜーんぶ気持ち悪いから打ち破りたいな!という気持ちもあれば、もうあんな家のことなんてどうでもいいという気持ちもある。お金さえくれればいいよ。

両親が不仲で、それによって家の空気が悪くてみたいなのはたぶん一生わたしには理解できない。だけど軽く物語として読むだけでも食らってしまって、これは発育に影響が出るわけだと納得する。わたしが閉じ込められていた場所も、もしかして外からは同じような地獄に見えるんだろうか。

みんな刺して回りたい変な衝動。今日入れてる薬はダウナー系なのに、変なの。それとも怒れるようになってきたのかな。前までは怒りの感情が麻痺していて、全部悲しみに変換されているような気がしていた。怒りが戻りつつあるのかもしれない。

早く人間になりたいな。