令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

会話のテンション

人と話す時のテンションが明らかに低くなった。これ、前にも書いたような気がするんだけどどうだっけ。会話の時の声のトーンが下がっているのを自分でも感じるし、話に合わせた抑揚もつけなくなった感じがする。喜んで良いのか悲しむべきなのかよく分からない現象。

今までそれだけ人間関係に対して意気込んでいて、必要以上にエネルギーを割いていたのが適切な量に収められるようになったと考えれば良いのかもしれない。今はまだ、会話の盛り上がりがいつものようにいかないことに違和感を覚えるけれど、そのうちこういうわたしを受け入れてくれる人だけがわたしの周りを囲むようになって、もっと肩の力を抜いて楽しい会話ができるようになるのかもしれない。

逆に、これはわたしのエネルギーが目減りしている信号なのかもしれない。そう考えると明らかに危険信号だ。目の前の相手と面白おかしく会話することを放棄してしまうくらいにエネルギーが無いのだとしたら、それは結構無い。

どうなんだろう。一応、スイッチを入れれば楽しい会話を繰り広げられる自信はまだある。会話における抑揚のつけ方も、話題の回し方も、人並みには身につけていると思う。でもこれって本当なんだろうか。実際はもうそれを成すことができないのに、「わたしだって本気になればそのくらい……」と思い続けているだけなんじゃないだろうか。

ここまで書いてみて、じゃあスイッチを入れてみれば分かることじゃないかとひらめいた。同時に、それはなんかだるいなとも思った。真理かも。やっぱりエネルギーが減ってるんだ。それか、他人の重要度がわたしの中で下がったのか。

どちらにせよ人間としてあまり良い変化ではない気がする。もう少し会話を頑張った方がいいのかな。