令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

抑え込んでる

久しぶりにおばあちゃんに会ってきた。今回の帰省の1番の目的と言っても過言ではなかったので、無事にやり過ごせて良かった。話している時は明るかったし体調も良さそうだったけれど、ふと腕に触れた時に肉感が少なくて、あぁ老いていってるんだな、と感じた。
おばあちゃんの前でかわいい孫として振る舞うことはある種の義務だと思っているし、疲れるけど別にたまにだしまあいいかと思っている。ただ、家族と一緒に過ごしたり、実家で過ごしている時のわたしはわたしじゃないなと思うし、滞在時間が増せば増すほど本来のわたしを忘れていってしまうような感覚がある。これはすごく怖いことだ。
早く東京に帰りたい。家族と過ごしているその最中はそこそこ楽しいけれど、それは本来のわたしの感覚を封印して楽しく振る舞えるように脳みそを矯正しているからであって、心から楽しめているわけではない。短い目で見れば、家族と過ごすことは自殺念慮や生きづらさを頭から追いやれる時間を増やせて良いことのように思えるけれど、本来の自分を抑え込んでいるストレスは絶対に蓄積されているし、長い目で見れば悪化の一途を辿るに違いない。
たとえ自殺するとしても、あの家で死ぬのは絶対に嫌だ。今の一人暮らしの家か、せめて都内のどこかで死にたい。死に場所くらい自分の好きな場所を選びたい。