令和乙女日記

悩める乙女の端書き

叱られてみる

たくさん寝た。今夜は眠れないかもしれない。疲れが溜まっていたんだろう。昨日のイベントの疲れもまだそんなに取れていないはずだし。

特に書くことがないかも。今日もバイトだったけど特に変わらず。いや、何個かミスをしたな。返金処理になってしまって、それ以降は心ここに在らずな状態で仕事をしていた。返金処理になってしまった商品が他の人のカゴに入っているのを見る度に気もそぞろになったし、実際1度ミスしかけた。それは隣の先輩が指摘してくれて免れたけれど。

ミスに対して、これを機にお客様への態度を「指導」する先輩と、みんなミスして来てるから大丈夫だよとフォローしてくれる先輩とがいて、最初は前者を敵、後者を味方と見なしそうになったけれど、それは違うよね。叱ってくれるのもそれはそれで愛。もちろんフォローも。

わたしは叱られることにまだまだ慣れていない。とても尊敬している大好きな人から叱られるのはむしろ安心感があるけれど、それ以外だと自分自身を否定されているような気になってしまう。これは絶対に、幼い頃からあまり叱られてこなかったせい。親は叱ってラインを引いてくれるタイプでは無くて、とにかく過保護だった。それに加えてわたしはそこそこ優秀だったので学校でも叱られることは少なかった。あるとすればあまり登校できていなかった中学後半と高校の頃だけど、その頃はメンタルに訳ありな生徒って感じだっただろうから叱ってくれる人はいなかった。唯一体育科からは指導を受けたけど、あれは愛のある叱りというよりは先生の気持ちを整理するための指導だったように感じる。

適切に叱れるのってすごいよね。適切に怒れるのもすごい。他人に期待している証だと思う。わたしは何かあったらすぐに離れることを選んでしまう。ここ数年でぶつかったり喧嘩したりする術をちょっとだけ学んだけれど、まだまだ静かにフェードアウトしてしまうことの方が多い。

それで言うと、今フェードアウトするか悩んでる人がいる。たぶんこのブログ読んでないから書いちゃうけど、同い年の人。同い年とネット上で出会うのはわたしの世界では割とレアなことで、嬉しくて繋がってみたけれどどうも波長が合わない気がする。というか多分、普通の19歳は向こうの感じなんだと思う。程よく痛くて程よくイキってる感じ。

わたしは元々、周りに合わせちゃう癖に自分を何者かだと思ってイキってる大学生的なノリがぜーーんぶ嫌い。だからネットで出会いを探す時も歳が近い人はなるべく避ける。大抵苦手なノリをしているから。

わたしは拗らせている方なんだと思う。こんなことを自称するのはそれこそ嫌な大学生みたいで恥ずかしくなるけど、実際そうなんだと思う。色んな人と、ズレを感じることが多々ある。

向こう側がいいなぁと思うこともあるけれど、絶対になりたくないとも思う。冷ややかな目で向こう側を見つめられてしまう感性を持っている今、わざわざ向こう側に行きたいとは思えない。品がなくて、みっともなくて、恥ずかしい。

わたしが今乙女として生きようとしているのもいつか恥ずかしく感じるんだろうか。それは少し寂しいな。変わりたくない。