令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

OD対策について

市販薬の過剰摂取についてのネットニュースが流れてきた。

news.livedoor.com

内容を要約すると、若い女性の間で市販薬(咳止め薬やかぜ薬が主)の過剰摂取が広まっていて、それが問題だという話。市販薬の入手のしやすさにも問題があるので、規制を強化しなければいけないという話。

うわぁ、ぼかされてる部分全部わかる。ここには書かないけど、「咳止め薬」や「かぜ薬」と称されているそれらの固有名詞がはっきりと、何個も浮かぶ。わたしもこっち側の住人になったんだなぁ。この前親友と電話で「OD」ってワード出したら伝わらなかったもんな。オーバードーズは伝わったけど。

安いからとネットでお薬を買ったこともあるけど、結局送料の問題とかで1回に大量に買わなくちゃいけなくて、それはさすがに抵抗あるから結局その一度きり。なんならその時にまとめ買いしたグレープフルーツのジュースはまだ残ってる。もう結構前のことなのに。

基本はドラッグストアで買っていて、わたしは幸いなことに(?)近所のドラッグストアがかなり管理がずさんだから、突発的にodしたくなった時にはろくにメイクもせずにそこへ駆け込んでる。あのドラッグストアはすごいね、本当に立地の良さだけで生き残ってる感じ。化粧品コーナーとか、めちゃめちゃ少なくてキャンメイクすら置いてないし、商品にはホコリが被ってたりするし、ブロンとかメジコン買う時も、別になんの説明もされない。一応空箱制度にだけはなってるけど。でもサインもしないし、たぶんお店の人もわたしの顔覚えてないと思う。本当にずさんで助かる。お薬と緊急で必要な何か以外は買う気しないけど。

まあでも、さすがにそこだけで買ってたらいつか買えなくなっちゃうだろうから、お出かけした時なんかに遠くのドラッグストアで買うこともよくある。場所によって対応はさまざまで、症状を聞かれたり、強いお薬だと釘を刺されたり、しっかりしたところだとサインを書かされたり本人確認できるものを見せなきゃいけなかったりする。対策の仕方は場所によってさまざまだけど、世間は十分odを防ごうと頑張ってると思う。

もしかするとそれで防げてるodもあるのかもしれない。でもわたしはodの危険性を分かった上で手を出してるし、自己責任だと分かってるから平気で嘘をついてお薬を入手してしまう。風邪です〜体調わるいです〜みたいな顔で、さもピュアな女の子かのように振る舞って。あれ、店員さんからはどう思われてるんだろう。こいつ制度的には買わせられるけど、odに使いそうだな〜とか思われてるのかな。一生知れる機会は無いだろうけど、ちょっと気になる。

本気でodを防ぎたいのなら、買えないようにするんじゃだめだと思う。わたしみたいに、お薬のためなら平気で嘘をついちゃうような人間はきっと山ほどいるから。わたしは本当に対策になるのは、情報を得られないようにすることだと思う。だって別に、学校ではかぜ薬をたくさん飲んだら多幸感を味わえますよ♡なんて習わないじゃない。わたしも最初はTwitterとか掲示板とかで検索して、検索して、それでだんだん情報を入手していった。最初はod向きのお薬とそうでないお薬があることさえ知らなかった。

でも情報統制って色々問題があるんだろうな。言論の自由とか、なんかそういう諸々に引っかかって炎上しそう。世の中ややこしくって難しいね。迷惑かけてごめんね。でも今はこんな形じゃないと自分を癒してあげられないの。本当は全部自己責任にして放っておいてくれたって構わない。でもたぶん、立場的に何か対策を講じないといけないんだよね、偉い人たちは。

このイタチごっこはずーっと続くんだろうね。
おしまい