令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

楽になれた

粗方の自己分析が済んだのか、今までずっとわたくしの中で渦巻いていた黒いものがほとんど無くなったような気がします。あら、ちょっと抽象的すぎ?

すごく楽になりました。もう本気で自殺を考えることはないだろうなと、なんとなく確信できます。まだまだ生に貪欲になれてはいませんし、今大地震が起きたなら諦めて大人しく死んでしまうでしょう。ですが、自ら積極的に死に向かうことはきっともうありません。毎日すてきなお洋服が着られて、かわいいものに囲まれながら生きてゆけるだけで本当に幸せ。ただ生きているだけで、こんなにも楽しい。こんな感覚は生まれて初めてです。“まとも”な人たちはずっと、こんなに楽しい世界の中で暮らしていたんですね。そりゃあどうしたって馬が合わないわけだ、と腑に落ちました。
分析を進めたところ、わたしを苦しめていたものは大雑把に分けるとふたつ。一つは未熟な親に育てられたことで、健全な精神の発達ができなかったこと。もう一つはそれによる苦しみを埋めるために、恋愛依存症になっていたこと。その他にも色々依存しているものはありましたし、今もありますが、最も依存し、最も悪い影響を受けていたのは恋愛でしょう。わたくしの人生はいつも恋愛を中心にして回っていたと言っても過言ではありません。
親については、スーザン・フォワードの「毒になる親」を読んで分析しました。すごく内容の厚い本で読むのに時間がかかりましたし、読みながら苦しくなることも多々ありましたがとても役立った本でした。親との距離感もまだまだ見極めきれていないので、これから徐々に掴んでいきたいものです。
恋愛依存症については、伊東明の「恋愛依存症」を活用しました。こちらは著者が同じ日本人ということもあり、とてもスムーズに読み進められました。わたくしはたぶん共依存型。これは相手との境界線が無くなるまで近づいてしまうタイプです。そしてわたくしの現在の想い人は回避型。確かに、近づけば近づくほど距離を取られてしまうような感覚がずっとありました。また、わたくしはセックスに依存している……もっと言えば、マスターベーションに依存しているタイプなのだろうな、とも知ることができました。これまでずっと自分は性欲が強いのだと思っていて、それがなんだかとても汚いことのように感じられて辛かった。のですが、それはただ苦しみから逃れる手段として性に強く依存していただけでした。現に、親元を離れて一人暮らしを始めてからはマスターベーションの頻度は大幅に減りました。
ここまで頑張ってきて本当に良かった。まだ自己分析がただ済んだだけで、健康な生き方を身につけるのにはもっともっと時間がかかるでしょう。それまでにきっとまた、何度も沈む日を経験するのでしょう。だけどもうきっと大丈夫だと自分の人生を信じられます。きっとわたくしは強くなれたのです。それが今はとても幸せです。