令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

はやおき

早く起きちゃった。というか、体がこれはお昼寝だと勘違いしちゃったんじゃなかろうか。昨夜は少なくとも2時頃までは起きていた覚えがある。割と心が穏やかで、安定剤だけ飲みつつ(安心感とともにうっすら眠気を与えてくれる)、瞑想音声を流して寝落ちした。健康的な寝方だし、実際結構いい感じに眠れた気がする。でも5時に目が覚めた。
そのまままた眠ることも考えたけれど上手くいかなくて、そうこうしているうちに9時。普通にただ早起きしただけの人になってしまった。
早起きのご褒美も兼ねて、あとはこれが扱いとしては昼ごはんとかと同等になることを見越して、UberEATSでパンを買った。ちょっと頑張ってコンビニまで行けばパンなんていくらでも売ってるし、500円かそこらで事足りるものだ。でもUberEATSだとなんだかんだで1200円を超える。なんと贅沢なことか。でもいいの、パン屋さんのパンの方が美味しいし、今のわたしにはコンビニまで歩く体力すらないし、なにせ今日は早起きしてるから。
さっき少しブロン入れちゃったけど、パン食べて眠くなるのが先か、ブロンのカフェインが効いてきて眠れなくなるのが先か。よーいどん!まだパンは届いてないけどね☆

起きて暇だったから、ポストまで降りてきた。それくらいの体力ならあった。宅配ボックスから荷物を取り出して部屋に持ち帰って、カッターで開けた。中にはカールと防虫剤とアルバム2冊。この前プリキュアを見ていたら、なんだか自分が赤ちゃんだった頃の写真が見たくなって、それで親にLINEして実家から送ってもらったの。出生〜幼稚園入学前くらいのわたしの写真がそこには詰まっていた。熱心にアルバム整理をしてくれていた、いつぞやの親に感謝。
そこにいたのは弟が生まれる前の、まだ家族中のアイドルだった頃のわたしが主だった。わたしと弟は約3歳差。その頃は親はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも、叔父さんも従兄弟もわたしに夢中だった訳だ。ひょっとすると人生最大のモテ期だったかもしれない。
小さい頃のわたしは、改めて見ると不細工だった。顔はぷっくぷくだし、毛が薄くてハゲてるし、めちゃくちゃ小さいころなんてまつ毛すら生えてないから男か女かすら分からない。ほんと、猿みたい。
でも表情は豊かだった。少なくとも今とは全然違う。家族の前で完全に安心しきっているのが伝わってきた。この頃はまだ健全に育てていたんだな。

少なくとも小学校までは、目に見えて問題は起きていなかった覚えがある。うちの小学校は環境が悪すぎて、特にうちの学年は最悪で、もしかすると先生たちにも見放されてたのかもしれないと、今になって思う。腐ったミカンがどうこうって有名なセリフがあるけどまさにそんな感じで、一部の問題児たちが持つ不安定さが学年全体に充満していた。先日の投稿でその頃のいじめの話を少し書いたけど、そんな感じでわたしもその影響及び被害をバリバリに受けていた。
幼稚園の頃はそんな不自由さは無かったと思う。友達に囲まれて、クラスでは委員長キャラを確立していて、わたしをなぜか溺愛してくれる先生もいた。今思うとあの先生はなぜわたしをあんなに気に入っていたんだろう。よく覚えていない。
外遊びの時間、一人で空想ごっこをしていた覚えはある。あれは遊ぶ友達がいなかったのか、それとも一人で遊ぶのが好きだったのか。確かプリキュアと、当時見ていたアニメ「怪談レストラン」に影響を大きく受けた感じのごっこ遊びを一人でしていたように思う。わたしの妄想癖というか、感受性の豊かさはその頃から既にあったんだな。

昔のことを分析するのは楽しい。今とは離れているから、今の自分を分析するよりは苦しくない。でもどんどん年齢を上げて、解像度を上げていくうちに幸せだった思い出の正体が見えていってしまう予感がして、それはちょっと怖い。ずっとあの頃を美化していたいなと思ってしまう。