令和乙女日記

悩める乙女の端書き

夏きらい

好きな音楽がたくさんある人はいいなあ。わたしはたぶん音を聞くということがゆるくストレスで、音を楽しむハードルが高い。だから同じ曲ばかり聞いていて、音楽もアーティストも数えるほどしか知らない。きっと、その分本を読んできたんだとは思うけど。

音を聞くのがストレスなのだとすると、今の家がかなり静かなのは合っているなと思う。この家は、壁が薄いからお隣の音は漏れ聞こえるけれど、外の音はびっくりするくらい入ってこない。人を呼ぶと静かさによく驚かれる。

生まれつき右耳が少し悪いから、左耳を下にして横たわるとあまり音が聞こえない。簡単に自分だけの世界に入ることができて、起きなさいと喚く母親の声が耳障りな時はよく左耳を下にしていた。こうすればわたしが音から逃げられるということはあまり知られていないことなので、こっそりとお小言をノイズキャンセルできる。これ、この文章を読んだあなたとわたしだけの秘密にしてね。

相変わらず動きすぎている。今日はかなり頑張ったなあ。待ち合わせをドタキャンしないように昨日の20時から起きて、少しクラクラしながら新宿の街で遊んでいた。このブログも読んでくれているフォロワーさんと会ってみたんです。

前に病院に行った時に予定を詰めすぎてしまうことを相談したら、思っている半分の量にすることを意識しましょうと言われたけれど、半分どころか1.5倍くらいで動いてしまっている気がする。体はそろそろ悲鳴を上げているのを感じるんだけど、どうにも止まり方が分からない。躁なんだろうか。うーん。

街に出たついでにパンセダンという不安を和らげる市販薬と、ブロンを買った。お金を使ってばかりだ。さっきAmazonでウットも買ったし。だけど今週はもう仕方ない。市販薬でもなんでも、頼れるものがないと潰れてしまいそうなのだから。ただでさえ動きを止められないのに。

安心して話せる人をおうちでゆっくり待ちたい気持ちと、こんなおうちには招けないなという気持ちとがある。さすがに会える時間が限られているその人にお片付けを手伝ってもらう訳にはいかないし。どこかで突然元気にならないかなぁ。でもこれって躁を待ち望んでいるのと何も変わらないよね。ゆっくり休んでスケジュールを管理してエネルギーを貯めなくちゃ。

夏はロリィタを着られないどころか、気軽にお洋服を着られないからこんなに元気がないのかもしれない。汗だくで、いい加減洗ってあげないといけないお洋服がたくさんある。手洗いしたいのに、そんな元気がなくて、クリーニングに持っていく元気もなくて、悔しい。お洋服のことは大好きなのに愛してあげられないことが情けない。こんなオーナーでごめんね。

洗えてないお洋服のことを考えていたら死にたくなってきた。綺麗に収納できていない子たちもたくさんいる。ごめんね。ごめんね。