令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

仲直りしたいんだもう一度カルアミルクで

「仲直り」がしたいな。仲直りって全然できてない。人と衝突することがまず少ないし、合わないと思ったらそのまま縁を切ってしまうような薄い関係ばかりでここ最近は埋められている。

怒って/怒られて、対応を考えて、改善点を考えて対話して仲直りする。なんとなく気まずいけれど、前よりは深い部分で繋がれたような心地で満たされる。そんな経験をまたしたい。

 

昨日人と会って、それがとても安心できる時間だったからか今日はすごく元気だった。元気だけどお金はなくて、だからどう時間を潰したものかとなやんだ結果スマホの機種変をしに行った。外は風が凄かった。

対応をしてもらってる時、近所のおじいさんが予約無しに来てわたしの担当の店員さんにあれこれと質問を投げかけていた。店員さんは上手くあしらっていて、慣れてるなぁと思った。携帯ショップってそういう暇つぶしの場にもなってしまっているのかも。

おじいさん、多少物分りが悪いだけで普通に受け答えしていたし最後も「仕事中にごめんね」と言って去っていったのできっと悪い人では無いのだろうけど、如何せん声が大きくて怖かった。どうして同じ日本語を話しているのにあんなに声が大きくなるんだろう。ああ、耳が悪いからか。今謎が解けた。

声が大きい人や体が大きい人は純粋に怖い。そうやって怖い要素があると、ただでさえ恐怖を見ないように暮らしてなんとか生きているわたしはそこに居るのが辛くなってしまう。

あと、携帯の契約を自分でするのも怖かった。いつもは親がついていたけれど、もう家を出てしまったから代理人として契約するしかなくて、別に何も悪いことはしていないはずだけど恐ろしかった。

そんな時、ヒットソングが流れていた店内BGMが聞き慣れた歌声に変わった。Adoさんの新曲らしかった。ONEPIECE FILM REDを観て以来Adoさんには好感を抱いている。そんな彼女の歌声が聞こえてきた途端、心が軽くなって守られているような気持ちになれた。

メジャーなコンテンツを好きになることのメリットはここかもしれないなと思った。日常の予期せぬ瞬間に、加護を受けられる可能性があるという良さ。ちいかわなんかもそうなのだ。たまたま入ったコンビニでちいかわコラボの商品を見つけたりするとそれだけで心に羽が生える。きゅんきゅんして、その日はちょっといい日になる。