令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

帰ってこれない

帰省して以来ずっとゆるく調子が悪い感じがする。前みたいに沈みこむほどでは無いけれど、どこか気が張りっぱなしで安らぎきれない。こういう状態が長く続くと良くないことを知っているからひたすらにONEPIECEのアニメを見ながら休んでいる。

実家にいる時のわたしは子どもで居られないなぁと感じる。東京で少女性の高い格好をして一人で歩いている時の方が何倍も子どもだ。わたしは小さい頃からそこそこ優秀で、家族はみんな自然とわたしに期待を向けるようになったし、弟もいる。弟は歳の割にも精神年齢が低い方だと思う。高校生にもなって思春期真っ盛りな時期だろうに、わたしとテレビゲームで遊ぶのを楽しみにしていたらしいのが目に見えた。こんな環境だから、家族の前でのわたしは子どもというより若者として過ごしている。そういう役回りになっている。長い年月をかけて築かれた関係はそう簡単に崩せるものではなくて、わたしはどうしても気を張ってしまう。

帰省前に一度映画ブームが来て、遅くまで映画を観てはその日が終わってしまうことを嘆いていたのに、帰ってきてからは観れていない。長いものは集中力がいるし、ある程度元気じゃないと厳しい。

明日は初めて会う人との予定があって、とても緊張している。仲良くなりたい人だから、上手く話せなかったらどうしようだとかどのお洋服ならいいだろうとかあれこれの心配事が尽きない。本当はこんな時間(4時前)まで起きていないで早く寝なくてはいけないのに、帰省以来また生活リズムが乱れているからなかなか寝つけない。寝坊したらどうしよう。こわい。