令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

咳止めと縄

また、何も食べたくない時期が来た。というかODの効果を薄めたくないんだよね。今世間からは風邪薬が消えてるらしくて、前まではふーんと思ってたわたしのところにも、だんだんその波が押し寄せてきた。無敵だった近所のドラストからメジコン40錠の箱が消えていた。この前出先でたまたま入ったドラストも、メジコンは売り切れていた。少しずつ、薬が消えている。
それに加えてトー横のニュースだ。わたしは精神安定のためにニュースをあまり見ないよう心がけているので、トー横のニュースはフォロワーさんが騒いでいるのを見て初めて知って、LINEニュースで適当に2記事くらい斜め読みしただけだ。それでも、たぶん一時的にメジコンを筆頭とする咳止め薬は入手が難しくなるんだろうなって気がする。あのニュースで問題になっていたの、間違いなくメジコンだし。まあわたしはこれでも成人しているし、ある程度金銭的に自由も効くので買う手段が消え失せることは無いだろうけど、前ほど気軽には買えなくなるんだろう。それに、世間様のためにも少し自重しようという気持ちもある。気持ちだけだけど。
ODを始めたのは今年の6月頃だったはずだけど、いつの間にか咳止め無しには生きていけなくなった。主治医にも伝えてはいるし、親にも知られている。なんの問題もないけど問題だらけなわたし。
かといってODに変わるストレス対処があるのかと言われると、それはもっとコスパが悪いんだよね。お金がとてもかかる。例えばお買い物だったり、おしゃれなカフェに行くことだったり、地下アイドルのおっかけだったり、メイドカフェだったり。ホストとかに走ってないだけマシだけど、どれもお金のかかる趣味だ。これに比べれば、ODの方が1回数百円で数時間楽しめるし、快楽物質がきちんと分泌されるし、コスパ良いと感じてしまう。体は壊れていくけど、元々寿命を縮めたい思いがあるし、一石二鳥だ。
最近仲良くなった人に相談して、縄を預かってもらえることになった。これは素直に嬉しい。元々は練習に使おうと思って、SM初心者用のやわらかめの縄を買っただけで、首吊りに使おうだなんて思いは微塵も無かったけれど、最近は自殺念慮に駆られる度にこの縄のことが頭に浮かぶようになってしまった。人から聞いた話だと、タオルでも首は吊れるらしいけどその方法は知らないので、現状わたしが勢いで死ぬとしたらこの縄を使う時なのだ。実際、これで自殺未遂をしたこともある。
物が物だから実家に送る訳にもいかず、かといってせっかく買ったのに捨てるのもなぁ、と思っていたから預かってもらえることになって嬉しい。預かってほしいとLINEを送ったら、預かるのはいいけど縄があっても死なないようになるのがベストだね、と言われて胸がいっぱいになった。わたしにもそんな風になれる日が来るんだろうか。波はあれど、小学校高学年の頃からずーっと死にたい気持ちを抱えてきたわたしが。