令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

学祭

久しぶりに大学に行って、久しぶりにサークルの人達と会った。わたしは三つのサークルに所属している。一つはイベント企画系のサークル、一つは中規模な軽音系のサークル、一つは小規模な軽音系のサークル。今日会ったのは小規模な軽音系のサークルの人達だ。
確か六月くらいまではサークルの集まりにも頑張って顔を出していたのだけれど、メンタル崩壊、自殺未遂、一旦京都に返送、転院……などなど、生活の部分があまりにも忙しくなった七月あたりからはサークルどころでは無くなってしまい、そのまま休学に突入してしまうともうサークルに行く機会なんて無くなった。のだけれど、もう大学に戻ることは難しそうだし、最後に一曲くらいやりたいなぁと思い立ち、辛うじて作った友人やら、辛うじて親しくなった先輩やらに連絡をして、曲数の多い学園祭にて一曲だけやれることが決まった。色々な人がわたしのわがままのために動いてくれて、世界は優しいんだなと少し思ったりもした。
二度練習をして、本当は金曜日の昼間に本番を迎えるはずだったのだけれど、あろうことかわたしは寝過ごしてしまった。申し訳なくて、恥ずかしくて、消えてしまいたくて、そう思っていたのに今日、土曜日の夕方に空いている枠があったからと、リベンジさせてもらえることになった。どこまで優しいんだ。
そうしてなんとか辿り着いた今日。3分ほどの短い曲で、わたしはボーカル。あとはギターとドラムとベースという、シンプルなメンバー構成。歌詞もシンプルで、なんか音外した気もするし、全然上手く歌えた気がしなかった。だけど終わった後色んな人に声をかけてもらえて、今の曲かっこよかったから聞きたい、タイトル教えてと言ってもらったり、今度アニソンをやる予定なんだけど、一緒にやらない?と言われたり、こんなわたしを当たり前のように受け入れてくれるサークルの人達はあたたかかった。わたしはこんななのに、もう普通ではないのに、異常なのに、こんなに普通に扱ってくれるのか。
ブロンを入れているからか、なんだか言葉がまとまっていない気がする。日記に近い文章だ。
きっと無理だけど、それでもまた大学に通うことを夢見られた。わたしはまだそういうステージに立っていられてるんだ。主治医から入院の話を出されてるわたしだけど、こういう側面も持っているんだね。