令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

弱者の優生思想

薬が回っている。今日はとても疲れた。正常者の圧を受けすぎて気が狂ってしまいそうだ。帳尻を合わせるべく、ODをしながら暗い部屋でブルーライトを浴びている。

精神病患者と医者の分かり合えなさって凄まじいよねと考えてみたりする。今日は看護学部の子と遊んでいたんだけど、彼女のスケジュール帳を覗いたら到底同じ人間とは思えない詰まり方だった。6年制の医者と違って看護師は4年で詰め込むから大変なんだと話してはいたが、まあ医者も同じくらい大変な下積みをこなしてはいるんだろうな。そんな人からしたら、1日に1ターンしか動けなくてしかも1回動いたら2日は休みたい、みたいな精神病当事者の向き合っている虚無なんて想像したこともないんだろうなと今更ながらに考えた。わたしは絶対に自分の理解者にはなってくれない別種族の力を借りないと生きていけないんだね。みじめなことこの上ない。

弱者、というやつなんだろうな。呪術廻戦のキャラではないけど、そこまでして強者が弱者のために力を使う必要性があるんだろうか。死なんて考えずに、哲学なんてせずに、ただただ生産性の高い行為を積み重ねられる側の人間の方が生物として正しいんだろうから、そっちで勝手に人類の歴史を発展させて、劣等種のこっちは安楽死でもさせてくれたら生物として正しいんじゃないかな。はは、これたぶんがっつり優生思想になってるな。排斥される側が優生思想を唱える例ってどれくらいあるのかな。

 

メジコンが手に入りづらくなっているのをひしひしと感じる。わたしは法律の範囲内でストレス対処をしようと考えてODに手を出していたのに、そこまで封じられてしまったらどうすればいいんだ。いや別に、規制に反対してるわけではない。規制は妥当だと思う。だからこれはただの愚痴。わたしなりに社会のルールの中で一生懸命生きているのにどんどん場所を奪われて、そのくせ死ぬことは悪いこと扱いで、じゃあどうすればいいんだよって、弱者は声を上げる力もないからどんどん生きられる場所を狭められるのかもね。

 

今日、e-honのサービスであるブックサンタの手続きをしてきた。選んだのは、藤咲あゆな先生の「戦国姫 花の巻」と中村航先生の「星に願いを、月に祈りを」。小学校高学年~中学生くらいの子が楽しめるかなと思って、わたしの好きな本の中からピックアップしてみた。ほんとうに些細だし自己満足かもしれないけど、わたしの行動がどこかの子どもの微笑みにつながればいいなと思う。面白いサービスなので、よければ検索だけでも。