令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

転院する

新しい病院へ行ってきた。転院するとはっきりは決めずに来院したのだが、診察が終わる頃にはもう転院を心に決めていた。良かった。わたしが今まで受けてきた「治療」とはなんだったのか。
院内はちょっとお洒落な落ち着く雰囲気。精神科!という感じでもなく、なんか普通に本屋さんとかだと言われても納得できそうな内観で、その時点でテンションが上がった。かわいいものが好きなわたしであるから、ここに定期的に通えるのなら少し通院をポジティヴに捉えられるような気がしたのだ。
また、お医者様も素敵な方だった。何がどう良いのかと言われると難しいのだけど、すごく安心して色んなことを話しやすい人だった。投げてくるボールが上手なのかしら?普段、病院へ行くと何を話して良いか分からずに適当なところで話を自ら切ってしまうわたしが、めちゃめちゃ喋った。1つの質問に対する回答が5〜10分くらいの言葉だった気がする。今までどの病院でも話してこなかったようなことも話せて、最初にこれだけわたしの話をできた場所ならこの先も話しやすいかもしれないと思えた。本当になんでだろう。先生とわたしとの間にあまり物理的な距離が無かったからかしら。それとも最近自己分析をたくさんたくさんして、尚且つ思考をまとめていたから?でもこれは今までもしていた気がする。
とにかく、診断を下してお薬を処方するだけの単調な治療では無かった。薬物療法とカウンセリングを混ぜた、きちんとした治療を受けている気分になれた。あまりに喋ったものだから、診察が終わった後はひどく喉が渇いた。
色々と予定があって次の予約は少し先になってしまったけれど、これからどうなっていくのかしら。不安な気持ちはまだまだあるし、生きるのは辛いしめんどくさいし、死ぬ方が遥かに楽だなと思う自分もまだまだ存在を強く主張しているけれど、もう少し生きる可能性を模索してみたい。このまま治療を進めていけば生きやすい人生が待っているのかも。そう思わせてくれる1日だった。すごく疲れたけどね。今日は沢山眠る。おやすみなさい。