令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

怖くない疲れ

久しぶりに疲れ果てて眠った気がする。今日は色んなことがあって色んなことを感じた。新しい人付き合いというのは大切だなとつくづく思う。特にここ2年ほどは、想い人の前での自分ばかり重視していて他の縁にあまり目を向けられていなかったから、こういうのはなんだか久しぶりだ。
待ち合わせ場所へ向かう道中、電車でずっと不安で。どんどん不安や恐怖が膨らんで、だんだん息も苦しくなって頭も真っ白になっていった。これはまずいなと思って途中で休息を挟んだから大事にはならなかったけれど、あれはパニック発作寸前だったと思う。思えばわたしは以前から、人との通話中なんかに少し過呼吸っぽくなることがあった。息を吐くことに集中すればある程度のコントロールは効くため、そういうものだと甘く捉えていたけれどあれはわたしの発作なんだと思う。それが電車で起きそうになって、とても怖かった。なにより、一度起きてしまったが最後、予期不安でろくに乗り物に乗れない体になってしまうのを知識として知っているから、一線を超えてしまうのがとても怖かったし、今も怖い。考えないようにはしているけれど。
今日会った人は前々からわたしが憧れている人で、なぜか仲良くしてもらえている人。だから絶対迷惑はかけたくなくて、かけられなくて、きっとその思いの強さが裏目に出たんだと思う。でも実際会ってみるとなんの問題も無かった。とても温かく話しやすい方で、今日のわたしはロリィタで完全武装していたというのもあって、パニックや不安は途中からは頭から抜け落ちていた。
お互いにファッションが好きなので、いくつかお店を回って、店員さんとも話したりして、あとは前もって調べておいたカフェに行ったりもして。おしゃべりもしつつ、歩きつつ、食べつつ、楽しい一日だった。だけど楽しかった反面やっぱり疲れる面もあったようで、一人になった途端どっと負の感情が押し寄せてきた。家に帰ってからはすぐにODをした。
これはとても不健康なように思えるけど、でも、本来人間関係はこれくらいがベストなんだと思う。完璧に楽な関係はきっと、どこかに歪みがある。相手がめちゃくちゃ無理してるとかね。想い人との関係はそうだったんだと思う。
だから疲れることはきっと悪いことじゃない。楽しみな気持ちが膨らむあまり緊張と不安も膨らむように、すごく楽しかったのならエネルギーを使って疲れるのも当然なんだ。そういうことを怖がらずにいたい。