令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

治療したくない

自傷欲求が日に日に増している。一応想い人とのことは少しずつ整理できているはずなのに、どうしても自暴自棄になってしまう。
そもそも、わたしが自殺未遂をして、それから今日までなんとか頑張ってきたのはあの人の言葉があったからだった。あの人に治療をしろと言われたから、お前は終わってないって言ってもらえたから、わたしは今日まで頑張って来れた。
だけどいざ、あの人と対等に話せそうなくらいにまで回復して、成長しても何も変わらなかった。それどころか、無理だと言われてしまった。明確な拒絶。あの人から、あの正しい人からわたしは拒絶されたのだ。ならもうわたしには何も残っていない。どんなに周りの人が、友達が家族がお医者さまがわたしを庇ったとしても、あの人に否定されたのならわたしはもうだめなのだ。わたしは終わったのだ。
だからもう、治療もしたくない。お薬はピル以外飲んでいないし、病院やカウンセリングにも行けていない。普通のお出かけはできても、医療機関に向かうことは一向にできない。
精神的な死と肉体的な死はどうして分かれているのだろうか。精神的に人が死んだ時、肉体的にも死ねたならもっと楽なのに。きっとわたしの心はもう死んでいる。今は生きる屍。ただ心臓が動いているだけに過ぎない、抜け殻になった体。

助けてほしい。わたしを見捨てないで。もう一度必要としてよ。もう一度話させて。3分でいい、顔を突き合わせて話せばわたしの回復を感じてもらえるはずなの。わたしは貴方に危害を加える気も無ければ、利用する気なんかもない。ただ貴方が大好きなだけ。ひたすらに貴方という存在が好きなだけなの。
わたしを置いていかないで。中途半端に救わないで、最後まで責任取ってよ。貴方のせいでわたしは死ねなかったの。貴方がいなければ、もっときちんと死ねていた。