令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

自問

何が悪かったんだろう。どうすれば良かったのかな。考えたって仕方ないし、答えは知っているのに自問がやめられない。きっとただタイミングが悪かっただけなの。分かってる、解ってるよ。
あの人を恨みたくなるけれど恨みきれる訳が無い。あんなに心が美しい人をわたしは他には知らない。友人にあの人の話をする時は、冗談めかして悪口を言ったりする。それらが嘘ってわけじゃない。確かにあの人は変なところもあったし、社会に適合できてないし、中途半端だったし、向上心に欠けてた。だけれどそんなところも含めて好きだった。完璧じゃない貴方が好きだったの。
今からでも、こちらを見てくれたらいいのに。それとも、お引越しして、XやTikTokのアカウントも消して、わたしの世界から完全に立ち去ってくれたらいいのに。結局中途半端。貴方の中途半端さにわたしはずっと苦しめられてる。だけどきっと、わたし自身が中途半端な貴方を選んだんだろうね。ごめんね、責任転嫁ばっかりで。
久しぶりに占いをした。前からたまにみてもらっているLINE占いの先生。10分3000円。これが高いのか安いのかはいまいち分からないけれど、なんとなく人柄が好みで話していると安心するから、ちょっとしたカウンセラーさんと話すような気持ちで占ってもらっている。今日占ってもらったのは、恋愛全般について。
とりあえず切り替えた方がいいらしい。もうあの人との恋は終わりにするべきなんだって。だからといってすぐに次に行くんじゃなくて、年内いっぱいはゆっくりと自分を見つめ直すべきらしい。まあそうだよね。すぐに次に行ったって、きっと結局同じような目に遭うだけだから。
だけど早く埋めたいよ。あの人がいなくなってしまったことで突如ぽっかりと空いてしまったこの穴を早く埋めたくてたまらない。泣き明かす夜を少しでも減らしたい。そのためにわたしは何をするべきなのだろう。