令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

加害者

結局最後まで甘えてしまった。せっかく彼がブロックせずに、フェードアウトする方向で動いてくれていたのに、危害を加えてしまった。
おかげで自分がどうすべきなのかははっきり分かった。とにかくしばらくは自分の衝動を押さえつけなければならない。決してこれ以上彼に迷惑をかけてはいけない。
きっぱり諦めて、わたしの意思なんてものは全て無視しなければならない。逃げてもいけない。死んだら彼を悪者にしてしまうから。わたしはこれ以上彼の人生を邪魔してはいけない。
最後までお世話になりっぱなしで悔しい。わたしだって少しは成長したはずなのに、結局何の役にも立てなかったし何の恩返しもできなかった。わたしはつくづくだめな人間。
これからどうすればいいんだろう。全面的に依存していた訳ではないけれど、わたしはどこかで生きる希望を彼に見出していた。それが許されなくなった今、わたしはどう生きていくべきなんだろうか。