令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

御免なさい

この苦しいのはいつ終わるんですか。生まれたことはそもそも不幸なこと。存在しているのは不幸なこと。生まれてこなかった無数の魂の方が、生まれてしまった我々よりもずっと幸せ。死んでしまった無数の魂の方が、まだ生きている我々よりもずっと幸せ。
神様の目線が欲しい。神様なんていないけど、神様の目線が欲しい。今の私はどこにいるの。どうしたら救われるの。どうしたら楽になるの。どれだけ楽になっても足りないの。でも何も感じないのはイヤ。我儘。
もう彼に迷惑をかけたくない。だけどどうすればいいのか分からない。罪を償いたい。だけど罪を償おうとすることそのものが私の自己満足。彼はもう私に何も求めてない。好きとか嫌いとか以前に無理。
謝りたい。償いたい。それは全て私の自己満足。私はもう何もしちゃいけない。この苦しみから逃れようとしてはいけない。誤魔化してはいけない。だけど直視するのは怖い。死にたい。死ねない。彼がいない世界で生きていくのは嫌だとあれほど願ったのに、結局私は生きている。死ねてない。
ロリィタに出逢わなければ良かった。だけどロリィタがなくても結局私は生きていたような気がする。死にたい死にたいと願いながら生きている私は、何も考えずに生きている人達よりもずっと生に執着している。ただ死ぬのが嫌だから生きてると語ってた彼の方がよっぽど身軽。ああ、大好き。あなたの魂が大好き。2人とも死んだら、死後の世界で出逢えるかな。その時は分かり合えるかな。この発想がもう気持ち悪い。死後の世界なんて信じてない癖に、都合のいい時だけそんなファンタジーを持ち出す。
私は彼にファンタジーを重ねてた。親を重ねてた。貴方から生まれたかった。気持ち悪いね。殺してくれたら良かったのに。通報してくれたら良かったのに。だけどなんにもくれないよね、それが1番の罰だね。やっぱり貴方は大切なことをたくさん知ってる。長生きしてね。幸せになってね。
哲学なんてできない頭に生まれたかった。あろう事か哲学を携えて上京してしまうだなんて、なんて馬鹿なの。哲人王なんて下らない。哲学者はみんな死ねばいい。反出生主義なんて気持ちが悪い。早くこの世から消えてよ。難しいことは全部消えてよ。単純でシンプルな、絵本の世界に生きたいの。
もうどこに進めばいいのか分からない。立ち止まりたいのに、終わりにしたいのに、終わらせてくれない。誰が?誰でもないよ。時間が。神様が。いないはずの神様に。
たまに何かに突き動かされる時がある。彼の家に行く時は、いつもそうだった。何か訳の分からないものに突き動かされてた。あれは本当の私なのかな。本当の私って気持ち悪い表現。今の私は嘘なの?そんなわけないだろ。
全部私なんだから、名前をつけて逃げるなよ。多面性があるのが人間なんだよ。本当の私とか、作り物の私とか、そんなの無い。全部私なの。責任取れよ。ODしてる間の私も、精神的に追い詰められてる時の私も、彼の家の前で待ち伏せしてた私も、ワンルームに引きこもってる私も、ロリィタ着てる私も、インターネットにいる私も、全部私なんだよ。逃げるなよ。でも逃げたいよ。全部複雑すぎるよ。
明日死にたい。これから先もこの人生がどんどん膨張していくのかと思うとあまりにも苦しい。もっと単純になってよ。考えずに生きていかせてよ。でも快楽で打ち消すのは嫌。性は嫌い。性欲なんて無くなればいいのに。食欲旺盛な女のコはかわいくても、性欲の強い女は気持ち悪いだけ。死ねよ。
せめて男性器が生えてたら違ったのかな。でも男の彼だって苦しんでたじゃない。結局今の世の中は強者男性しか楽じゃない。他はみんな苦しい。出た、みんな。存在しないみんな。そのみんなはお前のことだろ。また逃げてる。
逃げるなよ。償えよ。一生不幸のまま、祈り続けて百歳まで生きろよ。