令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

熱さを忘れたくない

忙しい時というのは本当に余裕が無くて、雑談のLINEなんてものは悪気なく後回しにしてしまうんだということを、身をもって知っているのにも関わらず相手を思いやれない自分が嫌だ。わたしの日々は空っぽだなあと虚しくなる。特に相手が仕事で忙しいパターンはしんどい。生産性にスコアをつくとして、相手がおそらくかなりのスコアを叩き出している時に、返信が無いやら既読がつかないやらを気にしてしまうくらい暇なわたしは、たぶんスコアは0やマイナスだろうなと思うし、そういう時、今の自分が社会のお荷物であることを痛感させられる。これがきつい。

高校1,2年の頃に物凄く忙しくて余裕の無い時期があって、本格的にうつになったのはおそらくその時期が原因なのだけれど、その経験から忙しさへの解像度はそれなりに高いはずなのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるというか。たまに「こんな雑談くらい2分もあれば返せるでしょ」と相手を恨みかける自分がいてとても恥ずかしい。わたしはなんて自分勝手なんだろうか。

季節の変わり目で、どうやらこの忙しそうな相手は体調も崩しかけているようで、心配が募る。せめて余裕があって体も今は元気なわたしが何か手助けをできればと思うのに実際は何もできることがない。それがすごく悲しい。大切にしたい人が大変そうな時、ただ待つんじゃなくて何ができる人になりたい。わたしはそのポジションに立てたことが無くて、いつも心配しながらじっと我慢するしかない。