令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

面白くなりたい

何も用事が無いのにODをしなかった。これは快挙。朝起きて10時ごろに一度薬を入れたくなったけれど、今日くらい素面で過ごしてみようと思って頑張ってみた。全然いけた。

なぜ「今日くらい」と思えたかと言うと、今日は19時から楽しみにしているオンラインイベントがあるからだ。その名も『オモコロデスゲーム』。わたしが好きな作家の品田遊さん(ダ・ヴィンチ・恐山さん)が主催?メイン?となって開催される、WEBメディア『オモコロ』のイベント。仮面をつけた、デスゲームの主催っぽい人が本当にデスゲームを開催してしまう奇異な例だ。

最近はお笑いに関心がある。思えばわたしはあまりお笑いの文脈に触れずに生きてきた。初めてM-1グランプリを見たのは中3の修学旅行先だったし、小学生の頃は周囲が話題に出す流行りの芸人を知らず、母親のスマホを借りてわざわざGoogle検索をかけたこともあった。たぶん親もあまりお笑いに興味のある方では無いのだろう、家族団らんの時間に笑いが生まれるのは大体身内ネタだった。弟は大食いだとか、わたしはよく寝るとか、父は器用貧乏だとか、そんなこと。

最近になってユーモアは会話を円滑にすると知って、それ以来面白い人を尊敬するようになった。自分もそうなれたら、と思いつつ、芸人さんなんかは数が多い上に気軽に見づらくて、今のわたしはオモコロチャンネルを暇つぶしに見ることでオモロを摂取しようとしている。恐山も出てるし。

面白いってすごいけど、同時に暴力性も孕んでいるなとよく思う。わたしの愛する「かわいい」がなんとなく笑いの対象として扱われている会話を聞いた時は、面白さよりも悲しさが勝った。わたしは優しくてかわいいまま、面白くなりたい。