令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

迷子

何が何だか分からなくなってきた。調子が悪い期間を乗り越えて、少し前を向けるくらいには回復していたのだけどまた落ちてきた。いつまでも想い人のことが忘れられなくて、それどころがどんどん虚像を美化してしまって苦しい。大切な人を消費してしまうのなら時を停めたい。

早く全部諦めたいと思ってしまう。なんとか乗り越えようとしても、どこを目指せば乗り越えられるのか分からない。こんな時、神様がやってきて全部調整してくれたらいいのに。

 

この世には意味があるのだと思っていた。そう信じていたかった。だけど生きるほどに、この世はただ在るだけなのだと感じさせられる。人類全体の意思なんてない。ただそれぞれが好き勝手に生きて、自分の為に命を再生産しているだけ。そうやっていつの間にか途方もない数になって、不幸はどんどん拡大している。その末端にわたしはいる。

穏やかに暮らしたい。だけど時間が有り余っているとつまらない。何をしていても不安で、風邪薬に手が伸びる。だけどそれだってタダじゃない。

嫌な夢を見た。実在する人物が出る夢を見た後はなんとなく落ち込む。意識して逃避しても夢に出てくるのなら意味が無い。死なないと逃げられない。

ここにわたしがいる意味なんて無い。