令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

反出生主義とわたしの自殺念慮

生きてる意味が本当に分からない。そもそもが反出生主義だから、人間が生まれ落ちることは不幸極まりないことだと思ってる。だって、どう足掻いたって苦痛のない人生なんて有り得ないのだから。どんな幸せがあろうとも、苦痛が存在することは覆せない。なら人間は生まれない方がいいし、早く絶滅すべきだ。
一応、反出生主義と自殺との距離は遠い。生まれない方がいいけれど、もし生まれてしまったらできるだけ幸福で満たすべきだというのが反出生主義の考え方。でもわたし、もう結構幸福を味わったんだよね。満足した感がある。実家を出て、憧れの東京で一人暮らしをして、ロリィタを着て、かわいいお洋服が私服。メイクも上手になったし、本気で人を愛することも経験した。良いセックスだってできたし、なんかもう、思い残すことがない。一応死に方も調べて、首吊りならさして苦しむことなく死ねるだろうなと分かった。首を吊るためのあれこれはもう揃っている。あとは実行するだけ。
夢を全部叶えてしまった人間はどうやって生きていけばいいんだろう。この社会は、とりあえず人を生かしておこうという方向で形成されている。生きたいという気持ちさえあれば、どうにか生きることはできるようになってる。でもそれが無いならどうすればいい?生きたいという欲が無いのに環境によって生かされ続けることは、文字通り生き地獄だと思う。わたしはどうやってこれから進めばいいんだ。
よく言われるのは、夢を叶えたらまた新しい夢が見つかる、という話。わたしもそういうものだと思ってたんだけど、それが無かった。叶えたらはい、おしまい。これ以上何かしたいって気にならない。かわいいお洋服着られたし、街歩いててかわいいって声かけられる程度には着こなせてるし、かわいいおうちに住めてるし、ああもう満足。これ以上特にいらないよ。
一応、年末までは予定が入ってる。ライブとかもあるけど、相手がいる予定もあるから、相手への迷惑を考慮して、それらはクリアしようと思ってる。でもその先のビジョンがまるで無い。死んでる気がする。だって、究極、人間っていつでも死ねちゃうし。生き続けることは難しいけど、とにかく死にたいって気持ちになったならいつでも死ねちゃうんだよ。