令和乙女日記

拗らせメンヘラの端書き

死にたさの推移

初めて死にたいと思ったのは小学五年生の時。小さな規模だったけれどいじめを受けて、毎日辛くて、だけど不登校になる訳にもいかなくて、死にたくなった。

中学の頃は思春期によくある希死念慮を抱えていた。何も無いけど生きるのって疲れるし面倒だし、死にたいなぁ……と思っていたある日、希死念慮という言葉を知って「これだ」と衝撃を受けたのを今でも覚えている。

高校の頃はどうだっけ。死にたいというよりは逃げ出したいと思っていることの方が多かった気がする。部長からのパワハラに苦しんでいた時は、早くこの悪夢から解放されたい、練習から逃げ出したいと思っていたし、不安がひどくなって家に籠ってばかりになった時は早く東京で一人暮らしをしたい、と思っていた。死にたさもあったはずだけど、それ以前の欲求があった。

そして大学に入って現在。とにかく死にたいし、実際に行動にも移した。失敗してしまって今も生きているけど。

 

わたしはずっと死にたがっていて、このまま死にたい自分を誤魔化しながら無理やり生きていくのはあまりに自分が可哀想だから嫌だ、という趣旨のことを書くつもりでこんな書き出しにしてみたのだけれど、改めて書いてみるとちゃんと死にたくなったのってここ数ヶ月だけの話かもしれない。わたしは何に悩んでいたのやら。

死にたい自分を誤魔化したくない、という思いはちゃんとある。結局、今のわたしが一番やりたいことは「死ぬこと」なんだろうなと度々思う。夢はあらかた叶えたし、死ぬ以上にやりたいことは無い。だから死という願望を優先して叶えたいなとよく考える。一番にやりたいことを無視してまで他の有象無象の願いを叶えたって、なんだかなぁと思ってしまう。

だけど死は本当に今のわたしの一番の願いなんだろうか?もしかすると他に何かあるのかもしれない。だけど、それを知ろうと胸の奥を覗くと苦しくなる。それだけで涙が出そうになって、全部投げ出したくなって死にたくなる。自分と向き合うのが怖い。どうして?